オーナースタイリストの売上が下がった時こそ考えるべき2つの選択肢

「今月ヒマだったなぁ・・・」
月末に売上表を見ながら思わずこんな風に呟いてしまったことはないでしょうか?
特に少人数の小さなサロンの場合、オーナースタイリストの売上が月の店舗売上の増減に影響する事がほとんどです。
・失客してしまったのか
・来店周期が伸びているのか
・客単価が低いのか
このように、思わず売上が下がってしまった原因を追求しようとします。
しかし、オーナースタイリストの売上が下がってしまった事自体は悪い事ではなく、実はチャンスだと捉えるべきなのです。
オーナースタイリストの売上が下がった時がチャンスである理由
なぜオーナースタイリストの売上が下がった時がチャンスなのか?
それは、これから先どのような働き方をしていくのか、その方向性について考える良い機会だからです。
オーナーであるあなた自身がメインでサロンワークをしている場合、この先2つの道があります。
・この先も自らがサロンワークをメインでやっていくのか
・この先は自分がメインでサロンワークをしていかないのか
どちらが正しいということではありません。
経営者としてメインの仕事がサロンワークであるべき理由がある場合はもちろん後者の選択肢もありです。
私が問題だと思うのは、例えば、この先自分はサロンワークを減らして経営者にシフトしたいと思いながらも、知らず知らずのうちに自らがサロンワークをメインで行う選択肢を取ってしまうという事です。
つまり、目指すべき目標と実際の行動に食い違いが生じてしまう状態です。
これは、現在1人でサロンを経営している場合でも同じ事が言えます。
この先スタッフを雇用するのかしないのかを決める必要もあります。
この先1人でサロンを運営していくとしても、目標と現在の方向性が違うのであれば、今現在と行動を変える必要があると言う事です。
このように、売上が下がった時というのは、自分のサロンワーク(売上)が減った状態で利益を伸ばしていく方法を見つける良いきっかけになります。
私自身が取った選択肢
私は最初は顧客のいない状態から1人サロンでスタートしました。
最初の半年は売上を伸ばしていきましたが、半年を過ぎた頃から当日予約を断るなど、予約をコントロールして仕組み作りに時間を割きました。
その時は売上が少し下がりましたが、サロンワークをしながらスタッフを雇用した後の仕組みを作るのは自分には難しいと判断したのが理由です。
そもそも、私が経営を始めた目的は今30代の女性美容師がこの先も活躍していく場を作るという事です。
お客様も女性に担当してほしい方を集めていますので、必然的に男性である私がサロン内で働くという選択肢は無くなってきます。
とはいえ、現時点ではまだ自分の売上が必要な状態ですので、自分自身のサロンワーク時間や客数を減らしながら客単価のみ上げるという方法を取っています。
現在はこのようなスタンスを取っている事から、私自身の売上による店舗売上の増減ではなく、スタッフの数字が伸びているかどうかを判断の基準にしています。
また、スタッフを雇用した瞬間に考え方を切り替える目的で、初めてスタッフを雇用してすぐの状態にも関わらず1人で営業してもらう日を作、無理やりサロンにいない時間を増やすという事もしていました。
私が行った内容はあくまでも一つの例ですが、求める状態を実現する為に行動や判断基準自体を変えていく必要があるという事は変わりありません。
売上の増減に一喜一憂しそうになった時にはぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか?
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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