美容室の”値上げ”に対する考え方
ここ最近、電気料金の値上げなど生活を取り巻く環境の至る所で値上げの動きがあります。
値上げには
①価値が同じで価格が高くなる直接の値上げ
②ぱっと見で価格が変わらない”実質値上げ”
上記2つがあると思っています。
例えば
①は100円のパンが120円になる
②は価格は100円のままでサイズが小さくなる
上記のパターンです。
上記①、②のパターンに共通するのは消費者の立場から見て「仕方ないけど、少しガッカリ」という心理になります。
もちろん、一人美容室など自分の技術の価値を上げやすい場合は値上げが有効な場合もあります。
しかし、店とお客様の”信頼関係”をスタッフが取り持つ雇用型の美容室では場合によって悪手になるケースがあると考えています。
理由は、価格に対してお客様が納得のいく説明をスタッフが行う必要があるからです。
単価を上げたい時は
同じ価値のものを値上げをせずに、今より利益を出す方法として有効なのは”新製品のリリース”です。
新製品であれば、価格、時間単価に加えて新しい価値も加える事ができます。
お店全体のメニュー見直しと捉えた場合、なかなか踏み出せない事がありますが、新製品を一つ作って売り出すと考えるとすぐに取り組みやすくなります。
私自身は開業時に比べて単価が2倍になり、スタッフに任せるステージを作れたのは、新しい価値のあるサービスをコンスタントにリリースしてきているからです。
値上げをしたいと考えた時は、新しい価格で新しい価値を提供する事ができないか一度考えてみて下さい。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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