一人サロンから雇用型へシフトする際の注意点
- 2023.04.18
- 美容師から経営者マインドへ
- 法人化, 独立開業, 美容室経営

ここ最近、サポートさせて頂いているクライアントさんの中で1人サロンから雇用に踏み切る方が多いです。
美容室オーナーとしての方向性は
・1人サロン運営
・1人サロン+別事業運営
・雇用型サロン展開
・雇用型サロン+別事業運営
・業務委託サロン運営
など、選択肢はいくつもあり、個人的にはどの選択肢も正解だと思っています。
「どの選択肢が良い」という事ではなく、あなた自身の目的に合った選択ができていればOKです。
ただし、一人で開業してスタッフ雇用型へシフトした私自身の経験から、雇用型は一人サロンの延長にはないと断言できる要素があります。
1人サロンと雇用型の違い
自分が現場に立つ1人サロンとスタッフに任せるサロンは追う数字やタスクが全く異なりますので、1人サロンから雇用型に移行する際は転職に近い業務内容の変更が必要になります。
過去の美容業界では、オーナー/スタッフの関係性として
先生/弟子
先輩/後輩
教える立場/学ぶ立場
この様な形が多く見られます。
しかし、雇用型の心構えとしては
経営者/社員
を前提にしておく必要があります。
その為には、労働条件通知書や雇用契約書などの書面や就業規則(賃金規定/育児介護規定)など、会社と従業員双方が守るべき規則、ルールを定める必要があります。
組織化の前提にある”約束”
規則やルールは、スタッフに守ってもらうだけでなく、もちろん、経営側が守るべきものでもあります。
労働基準法に沿って定めた働き方(勤務時間や給与、待遇)を約束通りスタッフが得る事を前提とした
スタッフとお客様の関係性構築
スタッフと会社の関係性構築
その先に経営者が目的に辿り着く為の
メニュー作り
集客
リピート
マネジメント
という形です。
例えば、あなた自身が「現場を退きたい」など、行動の起源に”スタッフ雇用”があるとすれば、目の前の利益が多少減っても行動が継続でき、その先に自分が現場を減らしても利益が増える状況がやってきます。
理想の働き方を叶える為に個人から組織へ移行する際には、前提となる約束事があり、まずはこの部分を叶える事ができる体制を作る必要があります。
今回のお話は私自身の経験から得られた価値観にはなりますが、一つの参考にしていただければ幸いです。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
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