美容室の定休日と美容師さんの需要
- 2023.04.23
- スタッフマネジメントと求人
- マネジメント, 美容室経営

現在、私の店舗では定休日なしにしています。
1年前までは火曜定休で、家族のいるスタッフの為に日曜定休にしようかと考えた時期もありました。
その中で、定休日を無くした理由としては
「家族の為に日曜は休みたい」
「土日は働きたい」
という、2つの異なる需要があったからです。
前者は子育て中の女性スタッフ、後者は子育てが終わった同じく40代女性スタッフです。
雇用を続ける上で見えた働き手の需要
これまでに女性スタッフを雇用する中で、
・未婚の20代の方
・子育て中の30代の方
・もうすぐ子育てが落ち着く30代の方
・子育てが終わった40代の方
など、様々な背景の方を雇用した経験があります。
全員共通の”働きやすさ”を求める女性美容師さんの中でも、少しずつ需要が異なります。
基本の雇用環境としては
出勤してタイムカードを押す時間から、退勤のタイムカードを押す時間を8時間〜9時間
そのうち、休憩は1時間
保障給21万円〜一定の売上で歩合(社保込みで粗利の50%になる設定)
週休2日で(本当に消化できる)有給あり
上記の時間をフルで働くとマンツーマンで100〜120万円の売上になる設定でメニュー組みをしています。
その中で、
「日曜は必ず休みたい」
「年齢的にパートでしか働き口がない」
「美容師以外の正社員は難しい」
「1日8時間の勤務で前職より給与が上がれば良い」
「土日に旦那と2人でいるくらいなら仕事をしていた方が楽しい」
といった、様々な需要に応える必要がありました。
お客様の需要とのマッチング
もちろん、週末の方がお客様のご予約数が多いので、土日にお店を開けられると運営側としては助かります。
しかし、特に周辺の美容室で月曜日と火曜日の定休日のサロンが多い事から、平日の需要も少なからずあります。
土日に比べてゆっくりのペースではありますが、高確率でリピート、次回予約を頂く事で、平日の予約枠も徐々に埋まっていきます。
「定休日なし」というと、従来の美容室の業態では休みが少ないイメージが浮かびやすくなりますが
・土日に休みたい方は休める
・仕事をしたい方はできる
という選択ができる事で、出勤日が分散し、土日関係なくゆとりのあるサロン風景になります。
その結果、スタッフ個々に従来と比較して働く時間を減らしながら、店舗としては生産性を維持する事ができます。
中長期視点での女性雇用
以前は、”優秀な方=独立”といった方程式が当てはまるケースが目立ちましたが、”優秀”の中にも、自己集客(ブランディング)ができる事と、美容師としてのお客様対応ができる事はまた別の要素になると感じています。
今後、独立志向でない(集客はできない)けれど、美容師としては優秀な方が、美容師を辞めずに続けられる環境がカギになると思っています。
課題としては、キャリアのあるスタッフほど仕組みで固めようとした場合、それまでの価値観を変えるのが難しいと感じます。
同時に
①お店が提供するコンテンツ
②対象となるお客様
③コンテンツの提供の仕方
この3つを調整すれば、十分可能性があります。
今後求められる組織作り
現状、スタッフ全員が休みの時は私一人でゆっくりサロンワークを行ったり、スタッフが出勤する日はサロンに出ない事も多く、全員が時間を有効に使いながら生産性を上げ続ける事ができています。
今後、オーナーの立場でも働くスタッフの立場でも、美容師を続けながら以前より働く時間を減らしつつ(ゆとりを持たせつつ)収入が上がるというのは、大きなテーマとなります。
しかし、いくらスタッフさんが上記を実現しても、オーナーさんが疲弊してしまっては意味がありませんので、属する人全員がこの設定に当てはまる組織作りが求められます。
この部分を含めての組織作りが、経営者の大きなタスクになると感じています。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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