「ターゲットを絞る」の捉え方

おはようございます。坂本です。
先日、2名のスタッフから個人LINEで連絡がありました。
個人LINEが来ると少しドキッとしますが(笑)
・リピート率を上げたいのでコツを教えて欲しい(薬剤、カウンセリングの方法など)
・7月から土曜日も出勤できるので、土日稼働で働きたい(今までは毎週土曜日休みのスタッフ)
といった内容でした。
※2名とも、数字は問題なく伸びています
多少のフォローアップは必要ですが、やり取りの雰囲気自体は良い為win-winの関係性が継続できていると感じます。
成功の要因
成功要因を探っていくと、求人の問合せの段階まで遡り、
・問合せのキッカケとして価値観発信に反応している
・得られる待遇に対して本人が努力する姿勢がある
この2つが共通点です。
そして、この様なスタッフが定着するまでに問合せの対応は累積で30名ほど行なっています。
その中でも、ポイントとしては
①競合とズラして価値観を中心に発信
②1人に向けてライティングを行う
③入り口の時点で間口を広げる
この辺りが重要です。
待遇や発信が似たサロンがエリアにある場合細かな部分の違い(特徴)をクローズアップして発信します。
②と③に関しては、少し矛盾する様に見えますが要素は全く異なります。
訴求の幅とターゲットの違い
集客、求人の際の言葉選び(ライティング)の視点で少し解説します。
前述の様に
①競合とズラして価値観を中心に発信
②1人に向けてライティングを行う
③入り口の時点で間口を広げる
上記3つ中で、①と③は近い要素です。
「ターゲットを絞る」事と「間口を広げる」事は、少し矛盾を感じるかも知れません。
例えば
・白髪に悩む40代女性
・30代ママさん美容師
など、一見ターゲットを絞っていますが同時に間口も狭くなります。
一方で
・カラーとツヤ髪を両立したい大人世代
・ストレスなく美容師を続けたい方
など、価値観に寄せた表現をすると間口は広がります。
そして、そこからターゲットを絞るには
・髪を触る度にパサつきが気になる
・頻繁に染めたいけれど傷ませたくない
・年齢やキャリアに合わせて質の高い仕事をしたい
・オーナーの目を気にせず働きたい
など、複数の背景を具体的に表現します。
上記はほんの一例ですが、間口を広げる為に価値観を中心に表現し、その中で1人に向けたメッセージ発信を行います。
年代問わず「大人世代」と認識していたり長く働ける環境を求める人へ訴求する為です。
集客、求人の際はターゲットを絞る必要はありますが同時に間口が狭くなってしまわない様に注意してみてください。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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