マニュアル作成のコツと注意点

マニュアル作成のコツと注意点

スタッフを雇用して組織化を目指す際、マニュアル化に取り組む事があるかと思います。

 

マニュアルは、「取り扱い説明書」と同じく、

・お客様の立場では、髪の悩みや不安の解消

・スタッフの立場では、休み、給与も含めた日常や、将来美容師としての働き方

 

これらを叶えるには「どうすれば良いのか?」を説明するものです。

 

使用する側にとって分かりやすいものでなければ、本来の目的を達成するのが難しくなってしまいます。

 

マニュアル作成2つのタスク

いざマニュアル作成に取り組もうと思っても、なかなか進まない方もいるかと思います。

 

マニュアルを作成する際には、「言語化」と「ツール作成」の2つのタスクがあります。

 

PCに向かって手が止まってしまう場合は、2つの作業を同時に進めている可能性があります。

 

ツール作成(作業)のタスクと言語化(アウトプット)のタスクはまた別で、言語化ができていない場合は手が止まりやすくなります。

 

手が止まってしまう時はPCから離れ、紙とペンでアウトプットするのがオススメです。

 

書き出す事で考え方がまとまってきた段階で、イメージを起こす作業としてPCに向かうと良いでしょう。

 

また、紙とペンで整理していると、

・テキストで作成するもの

・動画にした方が良いもの

など、アイデアが出やすくなります。

 

他店のマニュアルを参考にする場合

上手くいっている組織のマニュアルを参考にする場合は注意が必要です。

 

集客導線やお店の背景、対象となるお客様やスタッフが異なる為、丸パクリして成果が出るとは限らないからです。

 

冒頭にお伝えした様に、あなたの組織が集めるお客様や実行するスタッフが分かりやすい「説明書」でなくてはなりません。

 

目的はたった一つ、自店で集めたお客様を自店のスタッフがリピートでき、生産性が上がる事です。

 

判断基準はあくまでも”数字”

マニュアル完成までには、実行した後の修正のプロセスが欠かせません。

 

結果が出るスタッフとそうでないスタッフの差が出てくるなど、必ずエラーが起こるからです。

 

最初から完璧なものを作ろうとせず、実行→修正を繰り返す事を前提にスタッフにも伝えておくのがオススメです。

 

 

また、スタッフと一緒に現場にいる場合、実行段階の様子が気になってしまう事があるかも知れません。

 

その際、スタッフに直接アドバイスを行うよりも、数字の結果が出るまで一定期間様子を見る事で、スタッフのやる気を削がずに済みます。

 

次回予約制の場合は早くて1ヶ月、実リピートの数字が出るまでは半年ほど期間が必要です。

 

精度の高いマニュアルが完成すると

この様に、マニュアルの構築は根気が必要なプロセスでもあります。

 

目の前の状況や数字に囚われすぎず、一定期間を設けて取り組む必要があります。

 

スタッフが1人、2人と近い成果が出る様になってくると、精度の高いマニュアルになってきます。

 

実体験では、3人成果が出るとほぼ再現可能なマニュアルになり、個人的に指導を行う必要もなく、数字が伸びていく流れが出来上がります。

 

もちろん、マニュアルだけでなく

・集客の動線がある事

・採用基準を設ける事

・既存のスタッフへの説明

なども重要になりますが、どれを取っても、言語化が必要になります。

 

自分に合った方法で「考える習慣」「アウトプットの習慣」を身につけておく事が必要不可欠です。

 

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