一瞬でお客様を引き込むPOPのコツ
今回は”POP”についてのお話です。
POPは「美容室で扱う商品やメニュー」と「自分の悩みを解決できるかも・・・」という、お客様の期待や願望をつなげる役割があります。
注意点としては
「美容室側が伝える手段」ではなく、「お客様の願望や困りごとを、実際に口に出して頂く為のツール」
という位置付けです。
ゴール=お客様からの言葉
店内でPOPを活用する際に重要なのは
①POPの大きさ、形
②配色
③文字の大きさ、色
④刺さるキャッチコピー
⑤写真を使う
⑥POPを貼る位置
この5つです。
お客様の目に自然と入る為の工夫
最初の3つの項目である
①POPの大きさ、形
②配色
③文字の大きさ、色
この3つのポイントは「見やすさ」です。
・オシャレだけど小さいPOP
・キレイにまとまったPOP
・パンフレットなどを切り取ったPOP
このような、ある意味「クォリティーの高いキレイなPOP」は、意外とお客様の視界に入らない傾向があります。
少し大きめのPOPや、多少個性的な文字、手書きの文字がお客様の目を引きます。
自然とお客様の目に入るには、少し違和感を持たせるのがポイントです。
お客様が興味を示すキャッチコピー
次に重要なのがキャッチコピーです。
ホームページやチラシと同様に
「お客様がどんな風になれるのか?」
という”ベネフィット”や”数字”を使うと効果的です。
例えば
「たった1日1回使うだけで、今日の仕上がりと同じサラサラ感が続きます」
などのコピーです。
さらに、お客様を引き込むには写真を使うことです。
実際にスタッフが商品を使っているシーンや、ビフォーアフターなどの写真は必須になります。
また、写真代わりに商品にそのままPOPを貼るのも効果的です。
お客様が見える場所に貼る
最も重要なのが「POPを貼る位置」です。
お客様の視点で考え、お客様の行動線上に貼る必要があります。
・お客様が席に座った時の視線
・お客様がシャンプー台に移動する時の視線
・トイレに入った時やお会計の時
など、スタッフの視線ではなく、必ずお客様の視線上に配置します。
お客様から声がかからない時は?
「POPを貼ってみたものの、お客様から反応がない・・・」
こんな時は、商品やサービスが悪いのではなく、上記のいずれかに問題がある可能性があります。
お客様から声のかかるPOPには共通点があります。
今回ご紹介した要素を研究しながらPOPに取り組むと”売り込まずに売れるツール”として活躍してくれます。
ぜひ参考にしてみてください。
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