美容室で幹細胞メニューを導入して感じる事
今年から新たな取り組みとして、サロン内でヒト幹細胞培養液を取り入れたエイジングケアメニューをリリースしました。
以前からお客様にお話を伺っていると、シミや小ジワ、ほうれい線など「気になるけど、仕方がない」と半ば諦めている方が多いと感じます。
抜け毛が多かったり、年齢と共に起こる髪質の変化も同様です。
今回、新しく幹細胞エイジングケアメニューをリリースして得られた
・お客様の悩みと解決方法をいかにマッチングさせるか?
・リピート率、利益率の高い既存客向けメニューのメリット
この2つに関してまとめました。
新しい情報に対するお客様の心理
ここ最近、ヒト幹細胞培養液の情報を目にする事が多くなりました。
しかし、実際に効果を実感している方や、詳しい情報を知っている方はまだまだ少ないと感じます。
実際に取り入れてみて感じるのは、興味を示すお客様がとても多いという事です。
しかし、同時に
「興味はあるけどよく分からないから、、、」
と、躊躇するお客様もいらっしゃいます。
幹細胞メニューに限らず、新しい商品の購買を躊躇するお客様は、よく分からないという心理状態です。
例えば
「高いのではないか?」
「実際にどんな効果があるのか?」
「何か売られるのではないか?」
このような感情が頭の中をぐるぐる回ります。
もちろん、全てのお客様にお勧めしている訳ではありませんが、本来このメニューで喜んで頂ける方(対象となる方)には正しく伝える必要があります。
これは、どんなメニューでも同じ事が言えます。
トリートメントやヘッドスパに関しても
①興味があってすぐに購入するお客様
②興味はあるけど迷うお客様
③興味がないお客様
このように分類できます。
ポイントは、②のお客様が納得した上で①へ移行していただく事です。
これを、美容師さんのトーク(個人能力)のみでやろうとすると、押し売りになってしまう事があります。
目指すゴールはただ一つ、欲しいと感じるお客様に情報を届けているか?という部分です。
お客様から声をかけて頂くには
トリートメントを例にすると、いくら美容師視点で髪が傷んでいても、お客様に問題意識が無ければ購入していただく事ができません。
既に髪が傷んでしまっている方よりも、傷ませたくない方の方が問題意識が高い事もあります。
この見極めをトークのみで行うのは、個人能力に頼る部分が大きくなります。
そこで、有効なのが「POP」です。
たかがPOPですが、これにもしっかり「売れる型」があります。
お客様の方から声がかかるように工夫してPOPを経由すると、こちらからセールストークをしなくて良いので、必要としているお客様に喜んで購入していただけます。
リピート購入率の高いサービス
今回取り入れたエステメニューに関しては、リピート購入率が高いのが特徴です。
リピート購入率が高いので、中長期で利益が確保しやすい状況を作る事ができます。
「28(にはち)の法則」という法則がありますが、美容室に置き換えると、お客様のうち20%の上位顧客から利益の80%が生まれる形になります。
上位顧客とは、客単価やリピート率、来店頻度が高く、集客コストがかかっていない上に、紹介もしてくれるお客様です。
このようなお客様に喜んで頂きながら利益を伸ばす事で、新規の集客コストがかけやすい状態を作る事ができます。
このサイクルを考えると、既存のお客様に向けたリピート購入率の高いメニューを取り入れるメリットは大きいと感じます。
もしあなたが、
単価を上げたい
働き方を改善したい
など、これまでの店舗の構造を変えたいと感じているのであれば、ぜひ参考にしてみて下さい。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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