美容室で新しい商材を導入する際のポイント
客単価や来店サイクルの改善の一つとして
「新しいメニューを導入する」という選択肢があります。
その際に新たな商材を導入する事があります。
その商材が“どのような効果があるか“という部分も重要ですが、その商材を”どんな人に、どのように伝えるか”という部分が重要になります。
「経営視点での商材の使い方」と表現できます。
新しい商材のメニュー化
メーカーさんやディーラーさんはその商材の特徴やメリットをプレゼンしてくれます。
どの商材にも良い部分がありますので、良い部分をどの様に生かしてメニュー化していくかという部分が重要になります。
新しいメニューとして新商材を導入する場合
・既存のお客様の中のどんな人に向けるのか
・どんな見込み客(新規客)を集めるのか
この2つの視点があります。
必ずしも、”全ての既存のお客様“を対象にする必要はありません。
”全ての既存のお客様”の事を思い浮かべながらメニュー作成をすると、メニューが増え過ぎてしまう事があります。
ある一定の対象となるお客様に向けてメニュー作成するのがポイントです。
新メニューを発信する際のポイント
新メニューを新しいお客様に向けて発信する際には、伝え方を工夫する必要があります。
発信のポイントとしては
「〇〇トリートメントは、こんな効果がありますよ」
というよりも
「うちのサロンに来ると、将来このようになれますよ」
という、サロンの価値を発信する一部として商材の効果を提示します。
反対に、ポータルサイトのクーポン名が商材名になっているなど、商材ベースの発信になると、お客様から見た時に商材価格が比較の対象になってしまいます。
サロンの価値<商材の価値 という構図になってしまいますよね。
新しい商材を入れるとすれば、サロンのオリジナルの価値として発信するのが理想です。
商材をサロンの価値の一部に
「商材を取り入れる」というのは「サロンの価値の一部として取り込む」という事です。
美容師視点での商材の効果よりも、継続して利用する事でお客様が得られる費用対効果を伝える事で、客単価に加えてリピート率も上がってきます。
新しい商材を取り入れてメニュー化する際は、お客様がどんな価値を得られるのか?という視点がポイントではないでしょうか?
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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