”専門店”へ通うお客様心理
- 2024.05.10
- 美容師から経営者マインドへ
つい先日、「高単価のお客様がリピートする方法を教えてください」というご質問を頂いたので、今回は重要な視点を解説します。
少し前から髪質改善やヘアケアなど”専門店化”の流れがあります。
ヘアケアを全面に打ち出すお店が増え、今や様々な価格帯の”専門店”で溢れます。
そして”既に髪がキレイな人”が街中に増えるのも自然な流れですよね。
その中で、お客様が通い続ける理由は「ゴールがない悩み」です。
お悩みの解決と専門店
お客様の代表的なお悩みとしては、白髪やくせ毛など”時間と共に解決しにくい問題”です。
お客様心理では、
「どんなお店で白髪を染めていくのか?」
「自分の髪を任せるなら、どんなお店なら安心か?」
といった、「通う理由」につながる心理があります。
”専門店”は、あくまでもメニューを置く側(店側)の認識なので、お客様の心理をベースに考えた場合、集客の段階での表記の仕方や来店時の対応など、様々なシーンで工夫ができます。
高単価のお客様がリピートするには、単に専門店化するだけではなく、どんなお客様のお悩みを”継続的にサポートできるか?”という、サービス設計が必要です。
重要なのは「高単価」「リピート」「次回予約」など”点で見ない視点”です。
新規のお客様の特徴
ここ最近、新規対応をする中で感じるお客様の特徴があります。
毎回違う美容室に行きたい方は少数派ですが、逆に、「行きたい時に予約が取れない」などの理由で「結果的に毎回違う美容室に行くことになる」方が目立ちます。
一方で、
・自分に合った美容室を探していた
・長く通える美容室を探していた
・とりあえず数回行ってみて決める
という方も一定数います。
次回予約に関しては「どこの美容室でも必ず言われる」という方も多く、中にはマイナスなイメージを持っている方もいます。
※「いつも言われるけど予約を取っていない方」が新規来店するので、当然ではあります。
これは、ここ数年の大きな特徴です。
来店するお客様のどの部分に注目するか?によって対応、施策は異なりますが、個人的には「自分に合った美容室であれば通いたい」という部分に最も注目してスタッフに落とし込んでいます。
つまり、美容室側の視点ではなく「来店したお客様にとっての専門店」である必要があり、マニュアルツールに関しても「どんなお客様に向けてのものか?」が重要という事ですね。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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