3年前の今頃に起こった出来事

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5月になり、2024年の3分の１が終わりました。

「３年後の目標」と言われると、少し遠いイメージになりますが、３年後はすぐやってきます。

個人的に3年前を振り返ってみると、開業から3年経った頃で、自分＋スタッフ2名体制になり「もうすぐ目指していた形になる！」と、波に乗っていた時期です。

しかし、その前後の期間で

・パート１名が採用から半年で独立

・採用したスタッフが長期入院後、退職

・スタッフ２名のうち、正社員１名が産休

この様な出来事が続き、パートさんと２人になった期間もあります汗

妊娠、出産に関してはおめでたい事ですが、スタッフの身の回りの変化にも対応できる状況が必要だと感じた時期です。

その後、3年のビフォーアフターとしては

・席数３席→４席

・新加入から定着したスタッフ４名

・年間売上1.5倍（2300万→3600万）

・技術単価（年間／税抜き）13,800→15,800

そして、スタッフが定着せず慌てる状況→ストレスフリーで現場を任せる状況に変化しました。

この3年間のプロセスとしては、

1年目→基盤再構築の期間

2年目→エラーチェックの期間

3年目→上記プロセスの再現

上記の３つです。

1年目基盤再構築の期間

1年目の具体的な内容としては

基盤再構築の期間として

・メニュー（単価＆リピートの言語化）

・集客導線（見せ方、露出方法とコスト）

・評価制度の見直し（言語化）

・組織化に伴うルール作成、見直し（言語化）

・求人問合せ導線（見せ方、露出の方法とコスト）

・採用までの流れ（入口のチェック）

この様な内容に取り組みました。

どの項目も、経営を学んでいる方であれば知っている内容だと思います。

その中で、行動のポイントとして

①行動計画は３ヶ月

②タスクは1日単位に細分化

③サロンワークよりも重要タスクを最優先で行う

④１ヶ月～6ヶ月で決まった数字を計測→改善

上記の４つがあります。

この辺りは「知っているノウハウをどの様に扱うか？」という、考え方と行動の部分です。

この部分に関しては、あまり重要視されていない（実際にやる人が少ない）傾向があると感じます。

実はノウハウよりも大切な部分で、行動管理ができていると次の2年目のエラーチェック期間を乗り越える事ができます。

２年目エラーチェックの期間

２年目は、新しい体制下で２人目の雇用を行い、再現の為のエラーをチェックした期間でした。

チェック項目としては

・新規採用→売上50万のプロセスと期間

・採用1年以内に設定の評価制度に到達するか

・到達時のスタッフの様子にミスマッチはないか

上記の３つです。

おおよそ３ヶ月〜1年かけて上記３つをチェックしていきます。

この期間の大きなポイントとしては、

①スタッフの属人性：仕組み

②経営者の属人性：仕組み

上記2つに関して、自分（自分の組織）にとって最適なバランスを見つける事。

つまり、お客様×スタッフ×経営者の、組織のあり方や価値観の部分です。

「他の経営者の正解が自分の正解とは限らない」と気付く事もありながら、自分にとっての正解を見つける段階です。

人が関わる部分という事もあり、エラーが出るとリカバリーに時間がかかって、”経営者の悩みの多くは人”と言われる部分を肌で感じた期間でもあります。

しかし、この部分がクリアできると自分の働き方や将来の展望が大きく変わります。

３年目再現の期間

そして、3年目はエラー修正によって定まった着地をベースに半年ペースで２名雇用（再現）の期間でした。

年末に、加入して6ヶ月のスタッフから

技術売上73万(税抜き）

全体次回予約率96%

この様な数字が送られてきました。

加入半年の数字としては、とても良いのではないかと思います。

この方は、求人問合せの段階で「取り組んでいる内容に対して理解と確認」がスムーズにできた点がポイントです。

この部分は、採用基準も含めた２年目のエラーチェック期間のプロセスから導き出されています。

その後、スタッフ４名体制になり、自分は立ち上げたサロンから卒業しました。

上記が、ここ3年の流れです。

現在サポートしている方は20名ほどになりますが、皆さん上記の「どこかの段階」に日々取り組んでいます。

「どこかの段階」は

・雇用を始めた方

・2店舗の方

・17店舗やっている方

・店舗の歴史

など、状況によってそれぞれです。

2024年に入ってから今までの期間を考えると、「３年後」はすぐそこです。

誰かと比較する必要はありませんが、あなた自身がやると決めた事はできている状況が理想ですよね。

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坂本 ヒロキ

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