家族との時間を大切にしたい美容室オーナーが注目すべき3つの働き方
- 2023.02.22
- 美容師から経営者マインドへ
- 美容室経営
サービス業である美容師の仕事は、週末に家族との時間が取れない事が多くあります。
私自身も雇われていた頃は土日は休めないのが当たり前でしたので、開業してしばらくは土日を休む事はありませんでした。
美容師であればそんなのは当然で疑う事すらありませんでしたが、子供が生まれて家族が増えたのがきっかけでその考えは大きく変わりました。
今回は、私自身が現在考えている3つの美容師の働き方についてです。
1)美容師としての働き方
美容師の仕事はサービス業ですので、土日に休む事が難しい仕事です。
オーナーになれば自由に休む事も可能になりますが、サロンワークが中心の場合は自分の売り上げ(給料)に直結しますので、土日に働いた方が当然稼ぎが良くなります。
私も開業当初は家族から土日に休みを取ってほしいと言われて渋々休んでいた時期もあります。
しかし、渋々休んで売上の事を気にしながら過ごす家族との時間は、険悪ムードになってしまう事も多くありました。
せっかく家族との時間を取ったのであれば、店のことを気にせずに過ごしたいと考えるようになりました。
2)”今”の家族との時間を確保する働き方
そこで、自分もスタッフも土日に休んでも生産性が確保できている状態にシステム変更をしました。
・メニュー変更で客単価と時間当たりの生産性を上げる
・次回予約制にすることでスケジュールをコントロールする
・システム変更ができるように既存のお客様との信頼関係を強める
主にこの3つの対策を取りました。
これで、仕事に合わせて家族との時間を調整するのではなく、家族との時間をメインに考えて仕事をコントロールする事ができるようになりました。
3)”将来の”家族との時間を確保するための働き方
そして現在は、さらにサロンワークの時間を減らしています。
その理由は、将来の家族との時間を確保する為の仕組み作りに時間が必要だからです。
私の場合、現在子供が3歳と1歳で、比較的週末のイベントが少なく、まだ美容師の働き方の延長でも対応できる状態です。
しかし、子供のステージが上がっていくにつれてイベントは週末のみになり、毎週土日休む必要が出てくる可能性も出てきます。
仕事を理由にして家族とのイベントを後回しにする事は避けたいと思っています。
そう考えた時に、今現在の仕組みではまだ足りず、さらなる経営改革と自分自身の働き方のステージアップが必要だからです。
経営者は選択できる
今回は3つの働き方について書きましたが、”どのステージが正解”という事はありません。
美容師として全うしたい場合はサロンワーク中心でも構いませんし、家族との時間とサロンワークの程よいバランスを保つスタンスもありです。
また、店舗の規模が大きくないとサロンワークを減らせないという事もありません。
現に、私は3席のサロンながらサロンワーク時間を半分にする事ができています。
サロンワークを減らして、さらに家族との時間も調整しながら将来の仕組み作りに最も時間を割くという選択をしています。
このように、経営者は自分の望む形を選択する事が可能であるという事です。
望む形を実現したいのであれば、行動や習慣を変える必要があり、その根源となる価値観自体を塗り替える必要があるのではないでしょうか?
2つの経営改善図解PDF(スライド62枚)を無料プレゼント!
- 客単価が10000円にとどかず、新規リピート率も50%以下
- 雇用したスタッフに週休2日あげられない
- つい、目先の売上を追って営業時間外の予約も受けてしまう
- 家族との時間を犠牲にしている
- 現在1人営業でこれからスタッフを雇用したい
- オーナーを含めて2~3人規模で1人当たりの生産性が60万にとどかない
という方は、無料メルマガにご登録ください。
「リアルな経営ノウハウが参考になる」と評判のメルマガです。
LINE@経由でメルマガに登録いただくと・・・
①客単価8000円→15000円の流れを解説したセミナー
②次回予約7%→80%の施策を解説したセミナー
2つのセミナー資料+おまけのワークシートをプレゼントいたします。
36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
-
前の記事
メニュー価格を変えると告げた翌日からスタッフの行動をスムーズに変える事ができたある秘密 2023.02.22
-
次の記事
年末に「売上」の増減や他サロンとの比較で一喜一憂する必要がない3つの理由 2023.02.22