美容室経営に必要な”リピート数”とは!?
- 2024.06.19
- 客単価アップ
今回は、少し頭を使って”リピート率”について考えてみます。
・次回予約率
・3ヶ月リピート
など、リピート率の測り方はいくつかあり、POSの種類によっても数字が異なる部分です。
どの部分を見るか?によりますが、
単月の新規数に対して6ヶ月後に継続来店している人数
この数が重要だと思っています。
例えば、
新規の3ヶ月リピートが80%
既存の6ヶ月リピートが90%
この場合「リピート率が高い」と言えます。
しかし、POSによっては
新規の3ヶ月リピートに関して「1回来店すればリピート1」になり、3回目以降の失客率が高かったとしても「新規リピート率が良い」という判断になります。
さらに、リピートが高いオーナーさんやトップスタイリストの数字が入った場合、既存のリピート率は、当然9割を超えます。
既存の6ヶ月リピートが90%であった場合は失客率は10%です。
そして、新規から2〜3回目の来店で失客したお客様が、失客数10%うちのほとんどを占めています。
この場合、お店の総客数が多ければ多いほど「失客数10%の実際の人数」は多くなります。
この部分をどの様に捉えるかで行動タスクは変わります。
リピート数(失客数)に関して、私自身の基準としては
・新規次回予約率80%
・新規リピート80%
・6ヶ月後の顧客化50%
この辺りを基準にしています。
到達するスタッフは少ない新規数でも伸びる
到達しないスタッフは新規を多く送客する必要がある
といった判断になります。
※ただし、あくまでも”同じリピートの仕組みを実行した場合”です
スタッフの売上を伸ばしたい場合、
①リピートの構造を見直す
→メニュー構成を含めたオペレーション
②集客の母数を増やす
高単価で集客できている場合
→広告費を増やす
もしくは、
高単価集客にこだわらず、単純に数を追う
→フロントエンドなど
などの方法があります。
この辺りは、現状によって
取るべき施策が異なるので、
「これが正解!」と断定する事が難しい部分でもありますが、スタッフの数字を伸ばしたい時は、
まずは正しく数字を把握してみてください。
意外と、今まで見えなかった課題が
見えてくる事があります。
36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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