美容室経営に必要な”リピート数”とは!?

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今回は、少し頭を使って”リピート率”について考えてみます。

・次回予約率

・3ヶ月リピート

など、リピート率の測り方はいくつかあり、POSの種類によっても数字が異なる部分です。

どの部分を見るか?によりますが、

単月の新規数に対して6ヶ月後に継続来店している人数

この数が重要だと思っています。

例えば、

新規の3ヶ月リピートが80%

既存の6ヶ月リピートが90%

この場合「リピート率が高い」と言えます。

しかし、POSによっては

新規の3ヶ月リピートに関して「1回来店すればリピート1」になり、3回目以降の失客率が高かったとしても「新規リピート率が良い」という判断になります。

さらに、リピートが高いオーナーさんやトップスタイリストの数字が入った場合、既存のリピート率は、当然9割を超えます。

既存の6ヶ月リピートが90%であった場合は失客率は10%です。

そして、新規から2〜3回目の来店で失客したお客様が、失客数10%うちのほとんどを占めています。

この場合、お店の総客数が多ければ多いほど「失客数10%の実際の人数」は多くなります。

この部分をどの様に捉えるかで行動タスクは変わります。

リピート数(失客数)に関して、私自身の基準としては

・新規次回予約率80%

・新規リピート80%

・6ヶ月後の顧客化50%

この辺りを基準にしています。

到達するスタッフは少ない新規数でも伸びる

到達しないスタッフは新規を多く送客する必要がある

といった判断になります。

※ただし、あくまでも”同じリピートの仕組みを実行した場合”です

スタッフの売上を伸ばしたい場合、

①リピートの構造を見直す

→メニュー構成を含めたオペレーション

②集客の母数を増やす

高単価で集客できている場合

→広告費を増やす

もしくは、

高単価集客にこだわらず、単純に数を追う

→フロントエンドなど

などの方法があります。

この辺りは、現状によって

取るべき施策が異なるので、

「これが正解!」と断定する事が難しい部分でもありますが、スタッフの数字を伸ばしたい時は、

まずは正しく数字を把握してみてください。

意外と、今まで見えなかった課題が

見えてくる事があります。