”やり方を学ぶ理由”と学んだ後
- 2024.03.28
- 美容師から経営者マインドへ
- 独立開業, 経営, 美容室経営
先日「小規模サロン経営の未来」という記事を書きました。
内容は、3月のグループコンサルの議題であった出口戦略(未来の話)についての記事です。
出口戦略というと、年収や時間に対する目標(憧れ)に比べると、少し夢のない話に感じるかもしれません。
ただ「どこに照準を決めるか?」も人それぞれで、決めてさえいれば内容は何でもOKだと思っています。
出口戦略を考えたタイミングとその後
私自身は、開業して3ヶ月の時に出口戦略を決めました。
開業直後の時期に、自社を上場させた方(異業種の方)の講義を聞いたのがキッカケです。
そしてその後、自分で決めた事に対して必要な”具体的な構築”を脱職人経営で学んだ経緯があります。
元々、前職を退職した時に「美容師は卒業」と決めていたので、脱職人経営で学ぶ事はとてもマッチしていました。
この様に、「美容師として独立」ではなく「経営者に転職」のイメージで開業した背景があり、”初めての経営”に対して常に自分自身(美容師)の価値観を壊す事を意識してきました。
例え現場にいたとしても、
・単価が上がるプロセス
・顧客、スタッフの定着
などのノウハウに関して、リサーチ、検証結果を現場で確認する事ができます。
最終的な目的に必要な事であれば、どんな状況でも疲弊する事はありません。
”やり方”を学んだ後
現在、”やり方(ノウハウ)”自体はSNSなどでも無料で学ぶ事ができます。
しかし、個人的には「時間をかけずに無料で学ぶ」という事は基本的にありません。
違いは、行動の差です。
自分自身の傾向として、学んだ内容の実行段階で、リソースを割かずにインプットしたものは「成果が出なければやめる」という選択がかなり早い段階でやってきます。
時間やお金のリソースを割いた場合、
・なぜ成果が出なかったのか
・成果が出ている人との違いは何か
・どうすれば成果が出るのか
という思考になり、この部分の行動の内容が必ず数字や状況を大きく変えました。
もちろん、無料で学んで成果を出す方もいると思いますが、「自分はそうではない」という事を理解した上での選択です。
お客様がどの方法でヘアケアを行うか(どこにリソースを割くか)?は、お客様自身が決めるのと似ています。
ゴールが決まっていると
ゴールが決まっていると、自然と選択すべきものが決まってきます。
そして、そこに時間やお金を割く事が必要事項になります。
例えば、集めたい新規のお客様の数に対して
・無料集客を行うか
・集客コストをかけるのか
・両方やるのか
といったイメージです。
その為には、そもそもゴールを決めない限り、様々な発信や周囲の意見に振り回される可能性が高くなります。
決めるキッカケ
ただし、
「ゴールを決めた方が良いと言われたから決めた」
というのも少し違い、この辺りは自分自身にしか分からない部分でもあります。
理想が思い浮かばない場合は、
「どうなったら嫌なのか?」であったり、
それに対する
・具体的な数字や時期
・見て見ぬふりをしている部分
など、存在しているけれど、ただ具体化していないだけの可能性が高いです。
周囲の発信と自分を比較する必要もなく
外から見て早い、遅いも関係なく
最終的に自分が決めた時期に決めた状況に到達すればOKです。
クライアントさんがこの記事を読んでいた場合、
「そういえば、いつもこの話が多いな」
と、実感してもらえると思います。
理由は、具体的に決まると進み具合が大きく変わるからです。
考え方の一つとして、少し参考にしてみて下さい。
2つの経営改善図解PDF(スライド62枚)を無料プレゼント!
- 客単価が10000円にとどかず、新規リピート率も50%以下
- 雇用したスタッフに週休2日あげられない
- つい、目先の売上を追って営業時間外の予約も受けてしまう
- 家族との時間を犠牲にしている
- 現在1人営業でこれからスタッフを雇用したい
- オーナーを含めて2~3人規模で1人当たりの生産性が60万にとどかない
という方は、無料メルマガにご登録ください。
「リアルな経営ノウハウが参考になる」と評判のメルマガです。
LINE@経由でメルマガに登録いただくと・・・
①客単価8000円→15000円の流れを解説したセミナー
②次回予約7%→80%の施策を解説したセミナー
2つのセミナー資料+おまけのワークシートをプレゼントいたします。
36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
-
前の記事
一人開業した美容室をスタッフに任せたその後 2024.03.24
-
次の記事
美容室のリピート、次回予約とマニュアルを機能させる4ステップ 2024.04.07