”やり方を学ぶ理由”と学んだ後

”やり方を学ぶ理由”と学んだ後

先日「小規模サロン経営の未来」という記事を書きました。

 

内容は、3月のグループコンサルの議題であった出口戦略(未来の話)についての記事です。

 

出口戦略というと、年収や時間に対する目標(憧れ)に比べると、少し夢のない話に感じるかもしれません。

 

ただ「どこに照準を決めるか?」も人それぞれで、決めてさえいれば内容は何でもOKだと思っています。

 

出口戦略を考えたタイミングとその後

私自身は、開業して3ヶ月の時に出口戦略を決めました。

 

開業直後の時期に、自社を上場させた方(異業種の方)の講義を聞いたのがキッカケです。

 

そしてその後、自分で決めた事に対して必要な”具体的な構築”を脱職人経営で学んだ経緯があります。

 

元々、前職を退職した時に「美容師は卒業」と決めていたので、脱職人経営で学ぶ事はとてもマッチしていました。

 

この様に、「美容師として独立」ではなく「経営者に転職」のイメージで開業した背景があり、”初めての経営”に対して常に自分自身(美容師)の価値観を壊す事を意識してきました。

 

例え現場にいたとしても、

・単価が上がるプロセス

・顧客、スタッフの定着

などのノウハウに関して、リサーチ、検証結果を現場で確認する事ができます。

 

最終的な目的に必要な事であれば、どんな状況でも疲弊する事はありません。

 

”やり方”を学んだ後

現在、”やり方(ノウハウ)”自体はSNSなどでも無料で学ぶ事ができます。

 

しかし、個人的には「時間をかけずに無料で学ぶ」という事は基本的にありません。

 

違いは、行動の差です。

 

自分自身の傾向として、学んだ内容の実行段階で、リソースを割かずにインプットしたものは「成果が出なければやめる」という選択がかなり早い段階でやってきます。

 

時間やお金のリソースを割いた場合、

 

・なぜ成果が出なかったのか

・成果が出ている人との違いは何か

・どうすれば成果が出るのか

 

という思考になり、この部分の行動の内容が必ず数字や状況を大きく変えました。

 

もちろん、無料で学んで成果を出す方もいると思いますが、「自分はそうではない」という事を理解した上での選択です。

 

お客様がどの方法でヘアケアを行うか(どこにリソースを割くか)?は、お客様自身が決めるのと似ています。

 

ゴールが決まっていると

ゴールが決まっていると、自然と選択すべきものが決まってきます。

そして、そこに時間やお金を割く事が必要事項になります。

 

例えば、集めたい新規のお客様の数に対して

・無料集客を行うか

・集客コストをかけるのか

・両方やるのか

といったイメージです。

 

その為には、そもそもゴールを決めない限り、様々な発信や周囲の意見に振り回される可能性が高くなります。

 

決めるキッカケ

ただし、

「ゴールを決めた方が良いと言われたから決めた」

というのも少し違い、この辺りは自分自身にしか分からない部分でもあります。

 

理想が思い浮かばない場合は、

「どうなったら嫌なのか?」であったり、

それに対する

・具体的な数字や時期

・見て見ぬふりをしている部分

など、存在しているけれど、ただ具体化していないだけの可能性が高いです。

 

周囲の発信と自分を比較する必要もなく

外から見て早い、遅いも関係なく

最終的に自分が決めた時期に決めた状況に到達すればOKです。

 

クライアントさんがこの記事を読んでいた場合、

「そういえば、いつもこの話が多いな」

と、実感してもらえると思います。

 

理由は、具体的に決まると進み具合が大きく変わるからです。

 

考え方の一つとして、少し参考にしてみて下さい。

 

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