サロンワークを減らすべき本当の理由

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美容室を開業後、大きな方向性として

現場を抜けたい

ゆくゆく現場を減らしたい

このように考えている方も多いかと思います。

特にスタッフを雇用していく場合は、スタッフが生産できる状態を作る事が必要です。

具体的に必要なのは

スタッフの客単価を上げる

スタッフの稼働率を上げる

仕組みを実行できるスタッフの雇用

この様な経営者タスクになります。

サロンワークを減らす理由

オーナーさんのような優秀な美容師がサロンワークをしていれば売上を増やすのは難しくありません。

しかし、オーナーがサロンワークで売上を上げるのと、店舗の仕組みを作るのは別の仕事になります。

将来的に現場を減らしたり、現場を抜けるには店舗運営や経営の視点が必要になります。

その際には、どちらにせよ優秀な美容師（オーナーさん）がいなくなった時の事を考えておかなくてはなりません。

さらに、美容業界の流れを見ても、今後は経営のプロと戦わなくてはならない状況になってきています。

「経営のプロ」は、全ての時間を美容室運営の仕事に使っています。

この様に考えると、美容師と経営の2足の草鞋で戦うにはハードルが高いですよね。

経営者の仕事と時間の考え方

冒頭で触れた、将来的に現場を抜けたい理由として

別事業の展開

趣味や家族との時間

などが考えられます。

これは、あなた自身に置き換えてみて下さい。

個人的には、経営者は美容師の延長ではなく「美容師」という職業から「経営者」への転職が必要だと考えています。

この部分は、他業種も含め、世の中の「経営者」というカテゴリからもイメージできるかと思います。

美容師の延長よりも経営者の延長線上にが将来実現したい事が見える場合、サロンワークを減らした分の時間と売上を、経営者としての時間、その先の売上、さらには目指す状況を実現する為に使う必要があります。

一時的にサロンワークを減らすのは、このような目標を実現する為の投資ともいえますね。

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坂本 ヒロキ

36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業

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