年末年始の休み期間に確認したい数字

年末年始の休み期間に確認したい数字

今年ももうすぐ終わりですね。

年末年始は、1年の振り返りに最適な期間です。

 

この年末年始はぜひ、人時生産性の計算をしてみて下さい。

計算式はこちらです

粗利÷稼働スタッフ全員の勤務時間(タイムカードの総時間)

 

オーナーさんがサロンワークをしている場合はその時間も含めてみてください。

目指す数字の目安は5,000円です。

 

売上よりも現状を現すリアルな数字

「売上」は高い月もあれば、下がってしまう月もあります。

コロナを経て、時期による振り幅が大きくなったと感じます。

 

年末は良くても1月、2月に下がる可能性もありますよね。

 

「売上」とは違い「人時生産性」は店舗の状況をリアルに反映する数字です。

 

稼働時間に対しての生産性なので、売上よりも正確に店舗の状況が反映されます。

 

本来は常に追う数字になりますが、1年の振り返りとして計算する事で現状を把握することができます。

 

人時生産性で見える現状

この数字で見えてくるものは

 

・適正な客単価と時間単価(メニュー設計)

・適正な労働時間(スタッフ労務)

・稼働率(リピート&集客)

・予約表の埋め方(次回予約)

 

この様な要素です。

 

人時生産性が上がることで、労働環境が原因での離職が少ない状況を作りつつ、利益を残す事ができます。

 

数字を根拠に対策を決定

私の場合は、1月~11月の時点で4,963円でした。

目指す状況に対しての設計はほぼできた状態です。

 

来年は、スタッフ雇用の段階で

 

・求人ペルソナ再設定と訴求方法を変更

・問合せに来た人が会社の環境に合うか判断する面接フロー

・雇用前の段階でのセットアップ

・雇用後のスタッフとの距離感

 

これまで5名雇用した中で見えてきた課題と成功事例をベースに、求人、集客にアクセルを踏むだけの状態になりました。

 

求人に関しては常に問合せが来る状態を作る事です。

 

集客に関しては、開業してからこれまでに行った様々なテストの結果、反応の良かった方法をアップデートしながら資金投下。

 

このように、人時生産性を常に把握する事で

「具体的にどこを見直すべきか?」

という部分が明確になります。

 

ぜひ、あなたも年末年始の期間に時間を取って取り組んでみてくださいね。

 

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