間違いやすい”値上げ”と”客単価アップ”の関係

利益の残る経営をするには、まず客単価を上げる必要性があるというお話をすると、、、
・お客様に「高い」と思われる
・今いるお客様を失客するかもしれない
このように感じてしまう事があります。
そこで、今回はディズニーランドの例を参考にしていきます。
値上げに伴う客数の推移
下の表からも分かるように、ディズニーランドでは毎年の様に値上げをしています。
2010年には5,800円だった入場料が、現在は7,400円になっています。
そして、それに伴い利益も右肩上がりになっています。
それに対し、客数はというと、毎年続けて値上げした時は一時的に下がっています。
しかし、2018年には過去最高の入場者数になっています。
つまり、値上げ後に客数も伸びている事になります。
値上げと客単価アップの違い
これは
「値段を上げるだけではなく、同時にファン層へ向けたサービスをより強力にしている」
という事が言えます。
例えば
・新しいエリアや新しいアトラクションを増やす
・一時的に客数が減った時におもてなしを手厚くし、それがリピート回数の増加につながる
このような事が考えられます。
実は、美容室でも全く同じ事が言えます。
例えば
・今現在利用していただいているお客様の中で、ファン層がどのくらいいるのか
・そのファン層に喜ばれているメニューはどんなものか
このように、価格だけを見るのではなく、ファン層に喜ばれるサービスを考えながらのメニュー構築が必要があるという事になります。
そして、客単価を上げるというのは、何も”値上げ”に限ったことではありません。
ディズニーランドはかなり強気な値上げをしていますが、そのまま美容室に置き換える必要もありません。
客単価を上げるのと同時に、リピート率も上げる方法を考える事が、美容室における客単価アップのポイントとなります。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
客単価7000円アップ、スタッフを雇用しながら7%だった次回予約を80%超えに改善。
ポータルサイトや自社サイトの集客、幹細胞培養液メニューに取り組みながら地方で強い1店舗を築く。
開業2年でコンサル活動を開始。メルマガ配信は通算400通、セミナー活動、メニュー作りサポート、個別サポートを合わせ、20サロンのサポートを行う。
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