新しい美容室を探しているお客様の心理と美容室側が取るべき対策
私の店舗のスタッフは、スタイリストでの採用になっていますが、顧客のいる状態で加入したスタッフはいません。
しかし、スタッフが以前働いていた別のお店のお客様がスタッフ指名で来店することがあります。
スタッフに聞いてみると、指名で担当していたお客様ではなく、パートでヘルプに入っていた別のスタイリストのお客様だそうです。
今回は、そのお客様の心理を分解し、お客様がお店を選ぶキッカケについて考えてみます。
極めてシンプルな行動に分解
お客様の心理と行動のきっかけを3つに分解してみると、非常にシンプルです。
・情報を検索する(今の美容院を変えようとするステップ)
・新しい美容室へ行く理由を探す(自分自身を説得するステップ)
・決め手となる要素(今回の場合はスタッフの存在)
経営者としては、この全ての内容についてそれぞれ取り組む必要がありますが、今回はお客様の心理を基準に、重要なポイントを解説します。
シーソーのようなお客様の心理
何らかの理由で新しい美容室を探しているお客様の心理状態はシーソーの様に揺れ動いています。
・行ってみたいれど、私に合うだろうか?
・私の年齢で行っても大丈夫だろうか?
この時点では、それまで通っていた美容室に戻る選択肢も持っています。
そして
・新しい美容室には、どんな美容師がいるのか
・そこへ通っているお客さんはどんな感じの人で、どんな感想を持っているのか
・どんなこだわりを持っているのか
このように、出ている情報を見ながら予約するキッカケを探します。
お客様が知りたい情報が書かれているか
この時に、お客様が知りたい情報が書かれていなかったり、情報が少ないと、予約のアクションには繋がりません。
スタイル写真一つ取っても
・美容師が良いと思うスタイル写真
・お客様の来店のきっかけに繋がる写真
この2つは大きく違います。
さらに、お客様の声やブログでの情報発信の内容も重要です。
美容室を探しているお客様が知りたい内容で、決め手となる情報が3つ以上重なると、予約に繋がりやすくなります。
それには、まず誰に向けて情報発信をするのかを明確にし、そのお客様が欲しい情報を届ける事が出来る様、お客様の視点に立って発信していく事が重要になります。
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36歳で神奈川県から長野県松本市へ移住し美容室を開業
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