こんにちは。
美容室Acotの坂本です。
今回は、次回予約への抵抗を無くす方法というお話です。
次回予約に取り組んでいるサロンは多いかと思います。
実際、次回予約率が上がれば、経営面で安定したり時間の調整がしやすいなどの利点があります。
しかし、次回予約を取る事に抵抗のある美容師さんももいるのではないかと思います
実は、私自身がそうでした。
私が独立前に12年勤めていたサロンは、予約制ではないサロンでしたので、次回予約制を取るという考え方すらありませんでした。
何が言いたいかと言うと、価値観は環境によって作られるということです。
次回予約が当たり前の環境であれば、なんの抵抗もないですが、そうでない場合は価値観を変える必要があります。
これは、お客様にも同じ事が言えます。
そもそも次回の予約を取るという発想がないお客様や、その価値に気付いていないお客様にとっては、多少押し売りに近いアプローチになってしまう可能性もあります。
そうなると、余計に次回予約を伺う事に対しての抵抗が出てきてしまいますよね。
今日は、そんな時に効果的な方法をお伝えします。
次回の予約が自然に取れる方法
その方法とは、次回予約の提案の際にお客様にヒアリングをするという事です。
施術が終わり、次回予約の提案の際によくあるシーンとしては

「今のスタイルや色、髪の状態が持続するのは3月頃までですので、その頃にご来店下さい」。
このようなアプローチが多いのでは無いでしょうか。
これは、美容師側からの一方通行のコミュニケーションになっています。
お客様にヒアリングする方法ですが

前回から今回の期間が2ヶ月でしたが、ここ最近の状態はいかがでしたか?
このように聞いてみてください。
すると、お客様からは

この1週間すごく気になっていたんです。

このくらいでちょうど良かったです。
などといった、来店周期に関して、お客様自身が感じている事をヒアリングすることができます。
そして、こういったお客様の感想を根拠に次回予約の提案してみてください。
例えば

ここ1週間気になってしょうがなかった
というお客様には

次に同じ状態になるのは3月ですので、その前にご来店頂くとすれば2月終わり頃ですね。
といった具合です。
このようにヒアリングすると、お客様は、髪の事が気になってストレスを抱えていたここ数日間の状態や気持ちを思い出します。
すると、その後の美容師さんからの提案も受け入れやすくなり、次回の予約へと繋がりやすくなります。
そして、美容師さん側も、お客様の気持ちを根拠にした提案になりますので、次回予約の提案をする事への抵抗も少なくなります。
実は私のサロンは、1年前は次回予約率10%程でしたが、現在は70%になっています。
色々な対策を取ってこのような状態を作る事ができましたが、今日のお話はその中の一つです。
次回の予約をいただくメリットはわかっているものの、実際は少し抵抗もあるという美容師さんにとってヒントとなれば幸いです。
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