セールストークをしなくても売れる理由


「このシャンプーはアミノ酸系で髪がしっとりしていいですよ」

「乾かす前にこれ付けるとしっとりまとまりますよ」

「香りが良くて人気のトリートメントですよ」

美容院ではよく繰り広げられる会話。

 

私は、こういったセールストークは一切行いません。

そもそも、話すのが苦手で、こういうトークをした時にお客様の顔が曇っていくのを見るとだんだん声が小さくなるタイプです笑

 

その昔は片っ端から全員に声をかけて2割の人に買って行ってもらうという、体育会のノリで押していた頃もありました。

 

そうすると、その月の商品売上はそこそこ上がるんですね。

 

確かに、数字が出ると嬉しいです。

 

その時は来月も頑張ろう!と思うんですが、連続で断られたりするとだんだん声がけもしにくくなり

すると、上司からは「プロなんだから、お客様に必要なものは紹介しないと逆に失礼だ!」みたいにハッパをかけられ

また頑張って全員に声がけを始めると、少しずつ売れていく。

 

こんな流れを幾度となく繰り返してきました。

 

でも、これって数字の為に仕事をしてますよね。

もっと言うと、お金の為のセールストークです。

 

確かに、評価=数字ですが。

 

私は、開業してから3ヶ月目以降の数字を見ると、以前頑張ってセールストークしていた頃の商品売上を軽く超え続けています。

大した数字ではないので発表はしませんが笑

お客様に聞かれた時以外は、一切そういったトークはしていません。

 

 

ここで、なぜiphoneが売れるのか考えてみました。

 

「これ良いですよ」と勧められた訳でもなく

私は、iphone4あたりから自然とiphoneを手にし、2年経つと「そろそろ変えないと」と、新しいiphoneに機種変し、かれこれ7年程使っています。

 

私自身『売られている感じ』がしませんし

『ほしい』を通り越してもはや、『買わなくてはならないもの』になっています。

 

 

こういう話をすると、「Appleと美容室では規模や扱っているものが全然違うじゃないか」という意見もあるかもしれせん

また

「美容室でも、商品を紹介しているだけで押し売りしている訳ではない」

という風に言い訳?したくなるかもしれません。

 

しかし、お客様との距離が近い美容師の様な職業では、特にこの点についてもっと考え、工夫すべきだと思っています。

 

今売っている商品は、お客様にとって『買わなくてはならないもの』になっているでしょうか?

もしかすると、「売れない」原因は「商品の良し悪し」ではなく、実はこんな所にあるのかも知れません。

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