お客様が笑顔になる接客術とは~新人時代の私~


 

美容師は接客業です。

お客様と接する距離がとても近い特殊な職業ではないでしょうか。

楽しい時もあればとても緊張する瞬間もあり、これが美容師の醍醐味とも言えます。

 

新人時代の接客

 

お話をするのが好きだったり、人と接するのが好きな人はとても向いている職業だと思いますが

残念ながら私は派手さもなければ話が面白いわけでもありません。

新人の頃はとても苦労しました。

一発芸の振りなんかは本当に苦手でしたね。

中にはそういうのが得意な同僚もいて、羨ましく思ったこともあります。

結局、私は一発芸やギャグで盛り上げることができないままスタイリストになったわけですが(笑)

そんな地味な性格を変えようと色んな事を試みました。

「話が面白くなる」という類の本や、接客に関係のある本を読んだり

お笑いのテレビ番組を見るようにしたり

インターネットで心理学の情報を集めたり

しかし、思ったほどその分野は伸びませんでした。

 

やっぱり向いてないかも・・・

と思ったことも何度かありますし、言われたこともあります。

しかし、ある時を境目にしてその考え方は変わりました。

 

大きな勘違いと一番大事なもの

 

それは、とても忙しくて時間的に追い詰められていたある日

施術中に全く話すことをせずに仕上げたお客様がいました。

内心、「ちょっとマズイな」と思っていたのですが

そのお客様が笑顔で「気持よく過ごせたわ」と言って帰っていったのです。

 

その時に私はとても大きな勘違いをしていることに気付きました。

こうでなければならない

とか

こうあるべきだ

という、思い込みや幻想に取り憑かれていた。

つまり

「今の自分とは別人にならなくてはならない」

と思い込んでいて、自分は芸人さんの様にならなくてはいけない。また、そう望まれていると思っていたのです。

 

私と違い、周りの同僚達は明るく話すのが好きなキャラクターばかりでしたので同じ所を目指してもそもそも勝ち目など無い事にも気付いていませんでした。

 

それからというもの、お客様とのコミュニケーションの取り方を変えました。

 

たとえ地味で会話が少なくても、逆を返せば強力な武器になります。

目の前のお客様が次回も、そのまた次も来店して下さる「きっかけ」を必ず渡す。

見た目の派手さではなく、本質が捉えられているかどうかが最も大事だと思っています。

 

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