なぜ、矯正毛にパーマをかけてチリチリになったお客様が笑顔で帰ったのか


 

いつも訪問ありがとうございます。

これまで13回にわたり縮毛矯正について述べてきましたが

ここらで小休止。

数年前に実際に営業で体験したことをお話したいと思います。

 

半年に一度の来店周期で縮毛矯正をするAさんというお客様。

髪質はホワホワした水素結合の強い波状毛で、湿気の多い時期は二回りくらい頭が膨らんでしまいます。

カラーは白髪を隠すため、家でもマメに染めているのでダメージも有り。

そんなAさんがある時

 

「今日はパーマをかけようと思って」

 

「むむむ!パーマですと!」

私は平然を装いながら内心は少し焦っていました。

というのも、Aさんの髪質はとっても吸水毛で1剤もしっかり作用させていて

どちらかというとしっかりめに矯正している髪。

それでも唯一の救いは熱処理はアイロンプレスをせずにブローで仕上げているので

多少のチオール形成が見込める。かも。。

といった感じ。

 

テストをして多少のカールが見込めたのですが、やはりキレイに仕上がる保証はなさそう。

その時点で再度デメリットを説明させて頂いたところ

 

Aさん 「うん!わかった。かけて!」

私  「は、はい。」

 

とてもサッパリ即答されてしまったのでこちらも受け入れるしか無かったのです。

 

そして、パーマにトライ!

結果は・・・

惨敗。

 

多少のウェーブは出たものの、今までキレイにダマせていた水素結合は出るわ、ダメージも出ているわで

散々な結果に・・・

 

仕上げをしながら、やはりパーマがキレイにかかる状態、髪質では無かったのだと悔やみながら

恐る恐るAさんの顔を見ると。。

 

とっても素敵な笑顔で

「うれしー!ありがとー!」

の一言。

その日、笑顔でお帰りになりました。

しかも、その後お嬢様も紹介してくださり、今もなお通い続けて下さっています。

 

その時はとても拍子抜けし、頭の中は「???。」

「あの仕上がりでなぜ?」と。

 

今思えば大事な事が解っていなかったんですね~。

 

パーマがかかる、かからないという事よりも、技術がある、ないという事よりも

きちんとお客様の目線に立てているのか?

という事が。

 

そんな事はあたり前だと思っていましたが、分かっているようで解っていない。

 

10人いたら10通りの気持ちがあります。

それは季節によっても変わるし、昨日と今日でも違います。

 

このブログで言うのもあれですが、技術や知識なんかよりよっぽど大事だと思いませんか?

 

 

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