縮毛矯正について6~還元剤について~


縮毛矯正剤1液の主となる成分は、アルカリ剤と還元剤です。

ウェーブパーマ液の1液と同じ成分ですね。

アルカリ剤の代表例はアンモニア、モノエタノールアミンなど

還元剤の代表としては、チオグリコール酸アンモニウムやシステイン。

 

くせ毛をストレートにするのは還元剤ではありません

 

縮毛矯正剤の1液の主成分とも言える還元剤。

還元剤といえば、毛髪の中のジスルフィド結合を切断する働きがあります。

 

チオグリコール酸アンモニウムなど、アルカリ領域で活発に反応するものから

ラクトンチオール、GMTなど、酸性領域でも還元効果の出るものまであります。

 

近年、アルカリとダメージにはとても深い関係があると言われ続けていますので

出来る限りアルカリを抑えたり、酸性領域での施術が良いとされている感がありあます。

 

アルカリによる膨潤をあまりさせずに還元させるという事は

「アルカリ剤を使わずに還元させる事が出来れば、少ないダメージでストレートにできる」

という理屈でしょう。

 

確かにアルカリ剤はダメージの原因にもなりますが、水素結合によるくせ毛の場合は

アルカリ膨潤とタンパク変成がカギだと考えています。

 

よって、縮毛矯正剤の1液に必要な要素は

還元とアルカリ軟化のバランス

 

還元だけに意識が行ってしまうと、キレイに仕上がらないケースがありますので注意が必要です。

 

還元剤とダメージ

 

アルカリ剤によるダメージは近年常識となりました。

縮毛矯正の例では俗に言う「ビビリ毛」が良い例。

「ビビリ毛」は、アルカリ剤による過膨潤とアイロンの高温が原因です。

 

では、そんな危険なアルカリを使わず、酸性領域で還元した場合はダメージが無さそうに感じます。

しかし、還元剤が作用し続けると断毛につながります。

 

低いアルカリや酸性領域で還元させるというと、比較的ダメージにつながりにくいイメージですが

弱い薬だからといって長く放置しすぎたりするととても危険です。

 

髪質に合わせた選定

 

今は情報が多いので、新しい還元剤や薬剤の情報がすぐに入ってきますが

よく検証して選ぶ事が大事です。

どの1液を使うべきなのかという判断を髪質に合わせてもっと柔軟にするべき。

 

酸性領域の還元剤が向いている髪質なのか?

アルカリ剤が必要な髪質なのか?

ダメージの状態は?

 

いくら酸性の薬だからと言って良いとは限りません。

今までの固定概念や先輩からの言い伝え、メーカーさんの情報だけではなく、もっと柔軟な考えを持つ事が重要でしょう。

 

 

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