湿気の多い日は、特に気になるくせ毛。
そもそも、くせ毛の原因は何でしょうか?
原因は毛根の歪み
まず、髪の毛の内部には『結合』と呼ばれる組織があります。
細胞と細胞が手をつないでいるイメージでしょうか。
直毛の場合は、規則正しく並んで手をつないだまま伸びてきます。
しかし毛根が歪んでいると、髪が造られる段階で結合が不規則になります。
この、結合が不規則な状態がくせ毛です。
毛根が歪んでいる為、髪の毛も「うねり」のある状態で伸びてきてしまうんですね。
くせ毛の種類
くせ毛と言っても種類が幾つかあり、多くの場合はその幾つかが交じり合っています。
一般的に波状毛、捻転毛、縮毛などに分類されますが
ここでは大きく2つに分けます
①濡れている時にも、乾いた時にも同じようにうねりがある。
②濡れている時は真っ直ぐだけど、乾くとうねったり膨張する。
①の場合は、パーマをかけているのと同じような種類のくせ毛です。
美容師の間では「S-S結合」、「ジスルフィド結合」などと呼ばれます。
②は、「水素結合」と言って
水分が有るか無いかによって、髪の状態が変わります。
一般的な分類と少し違いますが、『縮毛矯正ベース』で考えるとこの分類の仕方の方が自然な気がします。
もちろんこの2つも交じり合っているので、とてもたくさんの「くせ毛パターン」が存在します。
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