ヘアカラーの仕組み〜色味について〜


ヘアカラーで表現できる色はたくさんあります。

赤、青、黄、緑、紫、オレンジ など

 

 

メーカーによる違いはあれど、カラー剤の配合のみで考えた場合ほぼ全ての色が出せると言ってもいいでしょう。

 

しかし、ヘアカラーをして真っ青になる人はいません。緑になる人は・・・(カラー剤の配合によっては)たま〜にいますが、ほとんどありません。

 

他の色も、「赤っぽい」「オレンジっぽい」「黄色っぽい」

 

など、絵の具の様な原色の色になる事はなく、基本的にブラウンっぽい色です。

 

「っぽい」を連発していますが、ヘアカラーの色の仕上がりは曖昧な色が多い傾向があります。

 

ヘアカラー特有の染料の特徴でもありますが、それよりも大きな理由があります。

 

ヘアカラーは色の足し算

 

髪の毛には元々色があります。

日本人は黒髪、茶色い髪、最近ではグレーの色素の方も多いです。

 

ヘアカラー剤を髪に付けると、まずその色素を壊します。

 

この色素をどの程度壊すかで、『明るさ』も決まります。

 

少し思い浮かべてみて下さい。染めて2ヶ月経った時、染めた部分の髪の色はどうなっているでしょうか。

 

オレンジっぽい色になりますか?

黄色っぽくなりますか?

赤っぽくなりますか?

 

ほとんどの場合がこの3つのどれかに当てはまります。

 

ここでもう一つ思い出して下さい。

染めた時と髪の色が違うハズです。

 

 

 

染めて2ヶ月経った色は、カラー剤の色素が抜けてほぼ自分の髪色です。

 

つまり、2ヶ月前のカラー剤で地毛の色素が壊されて出来た色です。

逆に、根元の伸びた部分は地毛の色ですね。

 

2ヶ月前に染めた時、どんな事が起きたかというと

 

 

 

地毛の色素を壊して

そこに色を足す

 

ヘアカラー剤は、この行程を同時に行います。

 

 

 

『ヘアカラーが足し算』と言ったのはこういう事です。

 

つまり、仮に10人の人に同じカラー剤を使った場合

明るさと色味の違う10通りの色が出来上がるという事。

 

これがヘアカラーの特徴です。

 

 

 

 

まず、地毛の色がどんな色か(色素が壊れた時にどんな色になるか)

その特徴から明るさ(脱色の強さ)と色味を決めていくと、自然と似合う色が出せます。

わざわざ瞳の色とか肌の色を診断しなくても大丈夫です。

(私は、カラーを選ぶ時に瞳の色や肌の色と髪の色の関係はほとんど無視します。最も自然に仕上げたいなら染めないのが一番という結論に行き着いてしまうからです。)

 

 

 

そして、最も大切な事は『時間が経つと色が落ちていく』事。

これを褪色(たいしょく)といいます。

 

 

 

地毛の色と褪色

 

この2つの点を踏まえたオーダー(選び方)のコツもあります。

これについてはまた次回!!

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